先程の記事で触れた『ステアリングロック』
蓋が無く、でも鍵は有る状態だったので、中身を抜いて機能する様に修正しようと思ったら・・・
何と鍵が折れ残ってしまいました(^^;
こーなったら、ドリルで貫通穴を開け抜け止めのピンを抜くしか有りません。
で、やっと抜けた。
凸の奥に溝が有って、そこにスチール製のピンが立ってます。
左側の鍵穴からドリルで貫通させて、キーシリンダーユニットと連動するピンの根元まで穴を開けると
やっとピンが抜け落ちて、ロックユニットが手前側に抜けてきます。 で、抜けたのがコレ
グリースアップして新しいキーシリンダーユニットを挿入。
ステムシャフトの切り欠き穴がどのハンドル角度で貫通するか? ライトで照らしながら確認して
角度が解ったらグリースアップした新しいキーシリンダーユニットを挿入します。
をを、これでハンドルロックが使える様になりました。
折角なので、抜け止めの純正フタもラウンド用の小判型新品を装着します。
余談ですが、MHR頃の丸形のフタと初期の小判型のフタでは、取付リベットの下穴径が違いますので
小判型専用のウェーブワッシャーとリベットを使用して取り付けます。
これで純正状態に戻りました。
ついでにちょっとエンジン掛けてみようかと、キック・・・・の嵐でも掛からず。
スターティング・フルードを入れても兆候も無いので、プラグを外してみます。
ん~ こりゃヤバイ手応え(^^; 緩めても手で回らない場合、プラグ穴のネジ山抜けの可能性大です。
プラグのネジ山にカーボンが積もった状態でプラグ脱着を繰り返すと、徐々にネジ山を痛める。
なので、当然プラグは真っ黒け。 調子の良いまま乗り続けている車両では、まず起こりません。
特にフロントがヤバイ。 プラグ穴をタップ修正して様子見だが、今回は新品プラグをキャップに装着し
空キックしてみるだけにしましょう。 ありゃ、全く火が飛んでない。
点火系統の電源かコイル周りに問題が有りそうです。
今日はちょっと良い事が有りました。
ラウンドの頃からベベルでレースに出ているあのロバート・ダイモクから友達申請が来ました。
知らない方に Dymoke DUCATI