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とりあえずデロルト分解

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圧縮は、前後それなりに有って・・ピストン周りやヘッドには大きな問題は無さそうなMHR

Ft側のプラグがカブルと言う事なのでデロルトを分解OHしてみます。

イメージ 1

前後共に、まずインシュレーティングアダプターの樹脂が硬化してキャブを抜くだけで一緒に取れてきます。

更にキャブボディーはオイルで汚れてベトベト

いくつかのキャブボディーに付いてるボルト類は、緩んで脱落寸前な状態でした。

ガスケット類の変色度合いからして、4~5年はOHしてないですね~

Rr側
イメージ 2

ブローバイホースからのオイル飛沫が掛かってた状況ですかね。 

こちら側は、スローの戻し量が2回転

Ft側
イメージ 3

こちらは明らかに変で、スローの戻し量が0.8回転。

で、キャブを外して暫くすると、OFFにしたFt側の燃料コックからポタポタとガスが漏れてきます。

多少オーバーフローしていた可能性も有ります。

と言う訳で、セッティングにはまず前後キャブをOHして燃料全抜き&燃料コック交換から始めます。

真鍮の部品は、サンポールを水で薄めた物に数分浸け置き&ブラシで洗浄すればキレイになります。

キャブボディー本体は、取れる部品は全部分解する事から始めれば誰でも同等レベルのOHが可能です。

但し、一部変なサイズの工具が必要なので・・・9mmと12mmのディープソケットは用意しましょう。

こちらのキャブもそうでしたが・・以前不調の際にキャブの吹き返しが起きていた様でスロットルシャッターの

コーティング剥がれやシリンダー側の摩耗も見られます。

吹き返してスロットルシャッターが叩き付けられると、それに同調したニードルとアトマイザーも叩かれる訳で

良く見ると楕円穴に変形摩耗した物も見られます。  プラグがカブルからと言ってパイロットジェットを弄るのは

まず、ニードルとアトマイザーを交換してからにしましょう。

ファンネル仕様の900ccは、パイロットジェット65番でスローの1.5回転戻し前後に収まらない場合

他の部分に問題が有ります。



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