昼過ぎに900R1の納車です。 無事ETC通過出来たでしょうか?
そして、この所進捗が無い東京の900R1のオーナーさんが痺れてやって来ました(^^;
圧縮は有る、でも前後揃わない・・・特にFtの調子が悪い。
そんなに大した事では無いとは思っていますが、1台納車後に開始します。
外装を外して、前後純正のエアーフィルター周りを取り外します。 エアーフィルターが付いてると
スローの調整しても反応が良く解らないし、装着前後でセッティングが変わっちゃうので無い方が良いカモ。
で、前後キャブを開けてジェットの状態を確認します。
メインが136、スロー55、ニードk4とエアーフィルターが付いた車体としては
まあ妥当な範囲の物が付いてます。 とは言え、分解途中に気付いたのですが・・・新品ストックのキャブ
を投入したとの事ですが、この車体に付いてるキャブは前後でスペックというか生産年が大幅に違う様で
中の作りやドレンボルト形状などがちょっと違う井事が判明。
と言う事は前後の戻し量も異なる可能性が有るという事で・・目と耳で確認しながらスロー調整
リア側は1.5回転戻しと標準的でしたが
フロント側は元々が薄過ぎて頻繁にクシャミが発生。 元から1回転程度濃くした所で安定しました。
ちなみに2.1回転戻し。
キャブの中は、フロント側だけ吹き返しで真っ黒でした。 ずーっと前が薄いまま走っていたので
低回転域では後ろだけで回ってる感じだった様です。
これが、エアークリーナーのホースが付いてると良く聞き分けられないんですよね(^^;
アイドリングも安定してるし、急激なスロットルの開け閉めにも付いてきます。
気になるので、現車のスロースクリューを外してみました。 右がFt用で左がRr用
ちょっと形状が違う様です。 テーパーの太さも何となく違う様な・・・
自分の知る限り、こんな微妙な差では無くテーパーの長さが違うスロースクリューが有ります。
同じ頃に作られたキャブの前後セットじゃ無いと、細かな部品の前後差が出ちゃうカモ知れません。