工場の奥の方でホコリにまみれていた・・・いつかはまた動かそうと思いつつ幾年月
ちょっと出すだけでも、手前の訳の解らない部品をパズルの様に動かして少しずつ(^^;
いやーやっとの事で外まで引っ張り出してみました。 十数年振りのCommando
1970年代を象徴する3台を挙げるなら・・・イモラ、SFC、PR
それが、こんなにしょぼくれてたのでは
とりあえず水洗いして、完全に抜けた空気を入れて転がせる位にはなりました。
このケツが下がってる申し訳なさそうな外観が英国車っぽい。 ジャガーやアストンマーチン等に通じる
norvil製のステップ周りやステップホルダー、スローティングローターにH断面アルミリムも
付けた当時は妙に新しくて浮いてたのですが、すっかり錆だらけで車体と同化してます(^^;
OHVのパラレルツイン、この当時でも既に旧態依然の型遅れ
ドライサンプで別体ミッション、おまけにポジティブアースという・・
このやっつけ感漂うキックとシフトリンク周りの妙な感じ(^^;
キックを踏み降ろす為には、こちら側だけ曲がるステップを倒してキックアームの軌道を開けなくてはいけない
キックアームの隙間から足を差し出して、シフトする曲芸的な操作も必要です。
トップブリッジから50mmも下がった位置に着くクリップオンハンドル
メーター周りは当然SMITHS CHRONOMETRICタコ&スピード
全体に漂う古くさいメカニズムを、これでもか!という位に改造&チューンして破れかぶれで
DUCATIやLAVERDA、MV等の先進メカニズムな車体と戦ってた その心意気が好き。 たとえ勝てなくても
やっぱり英国車は4輪でも2輪でも、そーであって欲しい