先日預かった900S2ですが、昨日から開始してます。
まずヘッドライトを車検対応のLEDに変更して、本題のメインハーネス交換を開始。
現車はハーネス各部が改造されていて、何処がどー弄られているのか確認しながらバラしていきます。
いやー結構変わっちゃってます。 基本的に当方で作っている新品ハーネスは純正互換なので
変わっちゃってる部分を全て現状と合わせる加工から始めます。
レギュレーター周り、ヒューズBOX周り、セルモーターリレーとテールライト&ETC配線
すからかんの状態で、フレームを掃除して・・・変更終わった新しいハーネスを這わせていきます。
特に目新しいのは、ヒューズBOX周りでしょうか? 今までの物から見た目純正風板ヒューズへ
ETC電源もヒューズBOXを通る様に変更して、緊張のキーシリンダーON
ニュートラル、前後ブレーキ、ウインカーにヘッドライト周り
セルSWに始動→点火回路、発電系統とETCの動作も完璧で・・・これだけ沢山一発で動くのも気持ちいい(^^;
ベベルの場合、同じ色の配線が各部で使い回しされてるので、新規に製作したハーネスが間違い無く
組まれてるのは結構大変だったりましす。 今回初めて900S2(セル付き)のハーネスを交換しましたが
キックに比べて、メインカプラー極数は同じでも、発電とセル系統がその後のR1とは違っていて
なかなか興味深い物でした。
さて、この状態で車検対応の追加をおこないます。
車検対応とは言っても、ヘッドライトの形状やレンズカット次第でヘッドライト検査が通らない可能性も有るので
現地でH4のハロゲンに交換した場合、それ用の配線を後引しておきます。
その後は発送と部品写真編集にアップロード作業
Bimota classic partsの項目を設けて、何点かアップロード完了しました。
逆に現地から部品問い合わせが来たので、その写真も・・・ホントにこんなの要るのか??
更に、海外から面白い部品が到着しました。 ラウンド時代にヘッド戻しオイルリターンを設けた
レースKit部品のカムホルダーです。 上からオイルを入れてシリンダー脇を戻すオイルライン
この時代の部品は、造形がまるっこくて可愛いですよね。