先に紹介していた1970年当時のブレーキホース・フィッティングですが
再クロームメッキから戻って来ました。
兎に角作りたかったのは、特徴の有るリアブレーキホース
あれに似たものを見た事が無いし、たとえ純正のまま乗っていたとしてもホース本体の耐用年数を超えている
ので、使用に耐えられる物じゃ有りません。
規格を調べ使えそうなホースを複数取り寄せて、その中からやっと見付かったのが日本製でした。
・・・そもそも、このタイプのフィッティングは現在作られていないのでフィッティングを揃えるのが大変でした(^^;
いよいよホースを組み立ててみます。 まずフィッティングを分解して、シリコンオイルを塗布した後に
油圧ホースをホースアダプターにねじ込んで行きます。 ここだけ逆ネジです。
奥まで締め込んだ後に、今度はキャリパーアダプター側を正ネジでホースのインナー側にねじ込みながら
突き刺していきます。 内径&外径側両方をフィッティングで挟み込む事で高圧の油圧を保持出来る構造
45度が3個しか見付からなかった関係で、リアブレーキホースは限定3本だけの完成
こちらがロッキード CP-2195側に付くフィッティング
そして、こちらがリアマスター ロッキードCP-2232側に付くフィッティング
クロームメッキだと当時の雰囲気が崩れちゃいますけど・・少しでも錆びて朽ちるのを防ぐ意味で(^^;