Quantcast
Channel: Waiting BAR,AVANTI
Viewing all articles
Browse latest Browse all 869

クラッチ修理

$
0
0
前に車検で預かった際に、湿式クラッチ車なのに何だか半クラが神経質に感じたMHR

どーにも変なので、今回クラッチ側を開けて原因を探る事になりました。

エキパイを外しクラッチカバーを取ったら、クラッチドラム周りを分解します。

てっきりクラッチドラムを固定してるナットが緩んだのかな? 位に考えていましたが

アウタードラム単品で、どーも振れが大きい事に気が付いてベアリングを外してみます。

イメージ 1

ラジアルボール側はNSKが付いていたので、前に一度交換されているっぽいです。

ここの構造は変わってまして・・・片側にスナップリング付きのラジアルボール

対向する形で、反対にはアンギュラーコンタクトベアリングが入っています。 

普通、アンギュラーは背面突き合わせのセットで使うのだが・・・これで機能するのだろうか?

先にスナップリングを抜いて、アンギュラー側に2個共に油圧プレスで打ち抜きます。

で、新しいベアリング(両方ともSKF製)に交換。 最初付いてたままの向きだと、ドラムのガタは同じ??

それではという事で、また同じ様に打ち抜いてアンギュラー側の向きを変えて圧入してみました。

あら、これで今までと別物の様にガタが収まりました。  どーも逆に入ってたらしい(^^;

ドラムが振れる為、半クラッチ時にクラッチ板が不均一に当たりジャダーが出ていた様です。

イメージ 2

劇的に普通になったMHR  パーツリストを見ても、ベアリングの向きまで解りません~

で、ドリブンスプロケットが使用限界まで尖っているので、スプロケットをオーダーしました。

サンスターからマービックサイズで出ている物は38T以上なので、38Tをオーダー

※フロントに16Tを使っているので、16/38 → 15/35相当) 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 869

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>